PROFILE

佐藤 雅明 (さとう まさあき, Masaaki SATO),博士(政策・メディア) 1977年 4月25日生まれ。

1996年 3月 土浦日本大学高等学校 卒業
1996年 4月 慶應義塾大学 環境情報学部 入学
2000年 3月 慶應義塾大学 環境情報学部 卒業
2000年 4月 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 前期博士課程 入学
2002年 3月 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 前期博士課程 修了
2002年 4月 株式会社三菱総合研究所 入社
2003年 3月 株式会社三菱総合研究所 退社
2003年 4月 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別研究助手 着任
2005年 9月 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 後期博士課程 入学
2009年 3月 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 後期博士課程 修了 博士号取得
2009年 4月 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別研究講師(現 特任講師) 着任
2012年 2月 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別研究講師(現 特任講師) 退任
2012年 3月 シンガポール国立大学 Keio-NUS CUTE Center, Visiting research fellow 着任
2013年 3月 シンガポール国立大学 Keio-NUS CUTE Center, Visiting senior research fellow 着任
2015年 10月 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任准教授 着任

インターネットと自動車

インターネットと自動車を繋げた先の世界 主な研究対象は自動車の情報化、特にインターネットと自動車の融合領域です。 現在、自動車や高度道路交通システム(ITS: Intelligent Transport Systems)に関する分野は 急速に情報(IT: Information Technology)分野との融合が進んでいます。自動車の持つセンサ情報を 集約・共有して価値ある情報を生成するプローブ情報システム等も、スマートフォンという新たな プラットホームの出現もあってサービスの普及展開と多様化が急速に進んでいます。
これからは自動車分野と計算機分野、移動通信分野が共に連携し、自動車情報を利用したサービスの プラットフォームの構築を推進していく事がとても重要です。

日本とシンガポールの2つのフィールド

日本とシンガポールでの研究活動 2012年3月より2015年10月まで、慶應義塾大学とシンガポール国立大学(NUS: National University of Singapore)が共同で設立したKeio-NUS CUTE Centerに赴任しており、シンガポールに住んでいました。
シンガポールは世界に先駆けて、渋滞解消を目的とした一般道における料金収受を開始しており、世界初の電子的な道路料金収受システムであるERP(Electric Road Pricing)を導入しています。
次世代型ERPとして自律的なシステムの導入が決定しており、さらなる渋滞解消と共に、様々な交通問題の改善や収集される情報による多様なサービスの実現が期待されています。日本のIT・ITS技術を活用した海外展開などについても積極的に取り組んでいきたいと思います。